自転車の種類と選び方

自転車の選び方

まずは、どんな自転車が欲しいかではなく、どんな時に乗りたいかをイメージしてください。
例えば買い物のときに使うなら、カゴや泥除けはあったほうがいいので、ロードバイクやMTBはおススメできません。
休日に気持ちよくサイクリングしたいという方はクロスやロードになります。
また、山道を走りたいのであればMTBがおススメになります。
自転車を使う場所と目的が決まれば、ほぼ自転車の種類は決まってきます。
その中から、ご予算に合う価格帯とデザインを選べばあなたにピッタリの1台が見つかるはずです。





自転車のサイズ選びはタイヤの大きさとフレームサイズの選択の2つです。

シティ車のサイズの選び方

ママチャリのようなシティ車は基本的にタイヤサイズを参考にしてもらっても構いません。
よくお客様から「小学何年生が乗れる自転車を~」という風にお話をいただくことがありますが、例えば小学6年生でも
一番背の低い子と高い子では30cmくらい差があることもありますのでなかなか判断に困ってしまいます。
「身長が何cmくらいの子が乗れる自転車を~」と言って頂いたほうが、サイズ選びをしやすくなります。

大人用の自転車サイズ目安

24インチタイヤ 身長135cm~

26インチタイヤ 身長140cm~

27インチタイヤ 身長150cm~

子供用の自転車サイズ目安

20インチタイヤ 身長110cm~130cm

22インチタイヤ 身長115cm~135cm

24インチタイヤ 身長120cm~140cm

26インチタイヤ 身長130cm~150cm

※適正身長はあくまでも目安です。

注意!!

同じ24インチでも大人用自転車と子ども用自転車のサイズは大きく変わってきます。
どうして同じ24インチでも大人用と子ども用があるのか?

◎理由その1


子ども用の自転車は子供に合わせてフレーム(自転車の骨格)サイズを設計しています。
フレームサイズが小さいと、サドルからペダル(地面)までの距離、サドルからハンドルまでの距離が短くなります。
大人が子供用の24インチ自転車に乗ると窮屈に感じるのはそのためです。
逆に小径車と呼ばれる20インチ前後のタイヤが付いた大人用のフレーム設計をしているので
子どもが乗るとサドルからペダル(地面)までの距離が離れすぎていたり、
サドルからハンドルが離れすぎて、ハンドル操作が難しくなったります。

スポーツ自転車のサイズの選び方

スポーツ自転車のサイズの選び方は基本的にフレームサイズで選んでいきます。
例えばロードバイクの場合、基本的にタイヤのサイズは700Cという規格のサイズのタイヤがついています。
インチで言えば27インチや28インチくらいのサイズになります。
タイヤサイズは基本的に同じになるので身長に合わせてフレームのサイズを選ぶことになります。
ただ、フレームサイズも最近では表記が多様化してきています。

スポーツ自転車のよくある質問

どうしてカゴや泥除けやスタンドが付いていないのか?

◎理由その1 自転車自体を軽くする為

ロードバイク等のスポーツ自転車は、速く、快適に長距離を乗られるように作られています。
その為、できるだけ車体自体を軽くするのが目的に設計されています。
カゴや泥除けが付くとその分自転車自体が重くなってしまいます。
自転車が重いと走りも重くなってしまい、長距離のサイクリングには向かなくなってしまいます。

◎理由その2 使わないから

ズバリです。カゴやスタンドはあまり使わないのです。
ロードバイク等の自転車は普通に走っても20km/hくらいのスピードであればすぐに出てしまいます。
大急ぎで自転車(ママチャリ)をこいでいて、道路の段差でカゴの中に入れていた荷物が飛び出てしまった経験はありませんか?
例えばロードバイクにカゴが付いていたとして、かごの中に荷物をいれて20㎞/hで走ってしまうと
それと同じようなことが起こって大変危険です。
カゴの中の荷物が動いてハンドルを取られるかもしれません。
このような理由からロードバイク等のスポーツ車には基本的にカゴがついていません。

また、スタンドに関しては、上記の通りロードバイクは長距離を快適に走る目的で作られています。
ロードバイクで長距離を走るときに、例えば100kmとか200kmの距離を自転車で移動するときにスタンドを
使用するのは途中休憩する時その時だけなのです。
後はずっと走っているのでスタンドはもちろん使いませんし、自転車を重くしているだけの存在です。

では、スタンドのない自転車を休憩中にどういう風においているのか?

・サイクルスタンドが設置されている休憩所を選んでそこに掛ける
・壁に立てかける
・地面に倒して(ひっくり返して)置く

この3つで大体皆さんは休憩されていると思います。
もちろん、地面に倒しておきたくない!と思われる方や、
いろんなところに寄って写真を撮りながら走りたいので多少重くなってもスタンドがほしい!という方もいらっしゃいます。
それぞれ皆さんの走りのスタイルがあると思いますので、スタンドやカゴが必要だと思われる方は、一度ご相談ください。

基本的にママチャリやロードバイク等の自転車は、乗員体重90kg程度で設計されています。
メーカーや車種によっては120㎏等の場合もあるそうなので、一概には言えませんが
ほぼ90㎏~100㎏だと思っていただいて構わないと思います。
100㎏以上の体重の方で心配な方はMTB等の丈夫でタイヤの太い自転車を選ぶのがおススメです。

注意!!

量販店などの格安自転車は価格を下げるために体重制限が70㎏だったり、
MTBなのに「悪路を走行しないでください」等の注意書きがされているものもありますので、ご注意ください。
廉価車は値段なりのフレーム強度となります。




ロードバイクのカタログを見ていると10万円程のロードバイクがあったり、
中には100万円を超えるような高級車があったりもします。
どうしてこんなに価格の差がでてしまうのでしょうか?

◎理由その1 自転車の重さの違い

自転車は車体の重さが軽ければ軽いほど走りも漕ぎ出しも軽くなります。

2万円台のシティ車(ママチャリ)等の重さは大体17kg~19kgです。

ロードバイクの高級車になると最近では6kgを切る車種もあったりします。

ママチャリの3分の1以下の重さです。

ではどうやって、そんなに軽量化しているのか。

簡単にいえばフレームの素材を金属よりももっと軽い素材で作るからです。

最近の高級ロードバイクはカーボン素材で作られたフレームにカーボンハンドル、カーボンホイールに

カーボンサドル等とにかく軽くて強いカーボン素材がよく使われる様になりました。

そのカーボン素材にもピンからキリまであって・・・と話が難しくなりますので省略します。

とにかく、自転車は軽さを求めます。軽くするために特殊な素材を使ったり特別な技術で設計したりするために価格が大きく変わってきます。

10kg以下の自転車に是非一度乗ってみて下さい。漕ぎ出しの軽さ、走りの軽さにびっくりするはずです。

◎その2 コンポーネント(変速器やブレーキ)の性能の差

自転車に付いている、変速器やブレーキ等の事をまとめてコンポーネント(略してコンポ)と呼びます。

コンポのメーカーは大きく分けて世界に3社あり、日本のSHIMANO、イタリアのカンパニョーロ、アメリカのスラムの3社です。

SHIMANOの中でもコンポのグレードが多様にあり、そのグレード毎にもちろん価格も変わってきます。



■SHIMANOのロードバイク用のコンポのグレード一覧

高級グレード

DURA-ACE

ULTEGRA

105

TIAGRA

SORA

CLARIS

2300

下位グレード

この他にも名前がついていない下位グレード等も存在します。

DURA-ACE、ULTEGRA、105がSHIMANOの上位グレード、TIAGRA、SORAが中位グレード、CLARIS、2300等が下位グレードと分類されます。

10万円前後のロードバイクにはTIAGRAやSORAあたりの中位グレードコンポがついていることが多いです。

ロードバイクの入門機として位置づけです。

上位グレードの変速器は現在22段変速が主流で、中位グレードので20段変速、18段変速、下位グレードで16段変速が多いです。

SHIMANO最高グレードのDURA-ACEで言うとブレーキだけで3万円したりクランクギアだけで5万円以上したりと価格が跳ね上がります。
どうして値段がそんなに違うのか・・と言う話は上でも書いた様に軽くするため、
軽いけど強度を持たせる為の技術とその他に切り替え性能やブレーキ性能を上げるための技術が沢山詰まっているために値段があがってきます。

DURA-ACEのコンポを一通り揃えると20万円は超えてしまいます。自転車自体(フレーム)の値段は入らずにこの値段です。

そこにカーボンフレームの値段がプラスされると・・・というふうに自転車の値段は決まってきます。

ただ、「これからロードバイクを初めてみよう!」という方が初めからDURA-ACEのついた自転車に乗る事は少ないと思います。

最初は入門用のTIAGRAやSORAが付いている10万円前後の入門用のロードバイクに乗られる方が殆どです。

もちろん上位グレードのコンポもオススメしますが、どんなに高級なコンポが付いた自転車に乗っていたとしても、最終的にエンジンは自分の脚です。

DURA-ACEの自転車をSORAの自転車で追い抜く事だってもちろん自分の脚次第です。

下位グレードが悪い訳では無いので、その辺の細かい話は是非お店でお話しましょう。

◎理由その1 自転車の重さの違い

ロードバイクやクロスバイク等のスポーツ自転車には
カゴや泥除け、スタンド等は初期仕様としては付属していません。


・下記の種類は大まかな分類になります。

・重量、価格帯は、一般的な目安として記載しています。

シティサイクル

一般的に「ママチャリ」や「通学車」等と呼ばれる自転車です。生活に必要な機能を優先して設計されていて、前カゴ、泥除け、カギ、ライト等が標準装備されています。

・重量/16㎏~20㎏
・価格帯/20,000~40,000円

MTB(マウンテンバイク)

その名の通り山道や舗装されていない道等を走る目的で作られています。太いブロックタイヤが特徴的で段差や衝撃に強い自転車です。その為、フレームは様々な衝撃に耐えられるように頑丈に作られています。重たいイメージがありますが、最近ではカーボン素材で作られた高級車もあり、10㎏を切る車種もあります。

・重量/10㎏~16㎏
・価格帯/70,000~120,000円

ロードバイク

舗装された道路を高速で走るために設計された自転車です。余計なものは一切装備せず、いかに軽く、いかに速く走るかを重視した設計です。そのため、慣れるまでは乗車姿勢がキツかったり、お尻が痛かったりと快適性は低くなっています。

・重量/8㎏~12㎏

・価格帯/80,000~150,000円



クロスバイク

MTBとロードバイクのちょうど中間あたりに位置する自転車です。快適性と走行性能を合わせ持つオールマイティな車種。泥除けやカゴ等を取り付けできる車種が多く、最近では通勤用として使われることも多くなっています。

・重量/10㎏~14㎏

・価格帯/40,000~80,000円

小径車

20インチ程の小さなタイヤが特徴的な車種です。小回りが効き、漕ぎだしが軽く、ちょっとそこまでふらっと走ったりするのにぴったりです。車等にも積みやすいですが、長距離のサイクリング等には向いていません。

・重量/10㎏~13㎏

・価格帯/40,000~70,000円

折り畳み自転車

いかにコンパクトに折り畳めるかをコンセプトに設計されているので基本的には小径車と同じような見た目になります。折り畳みの際に邪魔になるカゴや荷台は付いておらず、後からカゴを付けようとしても取り付けできるカゴはかなり限られています。

・重量/9㎏~13㎏

・価格帯/30,000~70,000円


電動アシスト自転車

名前の通り人の力を「アシスト」してくれる自転車なので、漕がないと走りません。荷物をたくさんカゴに入れたり、足の筋力の弱い人などはスピードが出るまで自転車は不安定になりやすいので電動アシスト自転車がおススメです。

・重量/20㎏~25㎏

・価格帯/110,000~150,000円

ルック車

見た目はロードバイクだけど走行性能は低かったり、見た目はMTBなのに注意書きで「悪路は走行しないでください」などと書かれている自転車の総称です。
使っている部品も粗悪品が多く、錆びやすいのも特徴です。重く、ロードバイクなのに3万円!?クロスバイクなのに2万円!?なんて自転車には要注意です。ルック車の可能性大です。

※注意:自転車メーカーのLOOK社とは全く別物です。LOOKは優良自転車メーカーです。