虫?ムシ?無視できない虫ゴムの話

ご無沙汰しております。


先ほど、何の気なしに履いてるズボンをたくし上げようと引っ張ったらズボンが裂けました。


汚い写真ですいません。どうも四万十店ダメージ店長です。


四連休はどうでしたか?四連休って凄いですね。
そんなに休みが続くと明日は何しようか?みたいに悩みますよね。


悩みました??


何しました??



森自転車は四連休こそ取りませんでしたが8月1日と8月2日はお休みさせていただきます。
ついでに言ってしまうと来週8月8日土曜もお休み予定です。(もしかしたら9日日曜も)


少しお休みが続いてしまい、ご不便おかけします。




さて、明日から8月。
7月は一度も台風が発生しなかったそうです。



上陸じゃなくて、発生です。発生しなかったって凄くないですか?
海水温が上がってないんですかね。


観測史上初だそうです。


と思ったら、帯状降水帯??とやらで九州なんかは大雨だったみたいだし。
九州だけかと思ったら長野や山形も大雨だったみたいですね。


変な天気ですねー。




7月に発生しなかった分、8月9月に大量発生みたいな事にならなければいいんですが・・・

なりそうですね。その分のエネルギーがどっかに偏ってるって事ですもんね。




怖い怖い。



とここまで書いてシレっと雑談で済まそうと思いましたが、
たまには夏っぽい自転車あるあるでもやりましょうか。






自転車屋しか知らないと思いますが、夏になるとパンクの修理が増えます。



理由は何個かあるんですが、だいたいの原因はコイツです。




何かわかります?
俗にいう虫ゴムってやつです。


どこについてるか分からない人のために1から100まで説明すると


ここのこれを



こうして



こうすると出てきます





パンクしてると思って自転車屋持ってったら「パンクしてなかったんで虫ゴム交換だけしときましたー」
って言われるやつのソレです。



虫ゴム交換って言っても交換するのは基本この↓のゴムの部分だけを交換します。





つまり、↓の写真の黒い部分がゴム。銀色の金属部分がムシという名前です(だと勝手に思っています)。
ムシに被せるゴムで虫ゴムです。


(基本ゴムの部分だけを虫ゴムって呼ぶんですが、金属部分のムシとゴムをセットで虫ゴムって呼ぶこともあります)




ムシ(金属部分)はどんな仕事をしているかというと

「空気入れから入れる空気をチューブの中に通す」です。


一方ゴムの方の仕事は

「チューブの中の空気を外に漏らさない」です。





で、話は戻りますが、なぜこいつが原因で夏場にパンクが増えるのかというと
この虫ゴムのゴムが夏の熱気にやられて溶けるんです。ゴムなので。


この⓶と⓷のように



この⓶と⓷はもう使い物になりません。
(⓵は虫ゴムだけ、⓸は正常な虫ゴムです)



ではもう少し細かくお話ししましょう。

⓶の虫ゴムの場合



これは虫ゴム全体を引き抜こうとしたときに固着したゴムがバルブの中に張り付いてしまって引き出した時に
ゴム部分が全部(orほとんど)なくなってムシだけ取り出せたパターンです。



この虫ゴムの状態のまま空気を入れるとどうなるか。
ムシ部分の機能は残ってるので空気は入れることは出来るんですがゴムがない。



さっき話した虫ゴムの仕事内容を思い出してみて下さい。

ゴムの仕事は「チューブの中の空気を外に漏らさない」です。


するとどうなるか想像つきますか?


そうです、チューブの中の空気が外に漏れるんです。

空気を入れ終わって、空気入れをバルブから離すとそのままバルブのクチから空気が一気に漏れ出します。

ゴムが「チューブの空気を外に漏らさない」という仕事をしていないからです。



次に写真の⓷です。



これはゴム部分が残っていますがよーく見てみるとゴムがひび割れしてたり、見えないはずのムシが見えてしまっているパターンです。


この場合は空気を入れてもすぐに漏れない事があります。

ただ、やはりゴムが痛んでいるので2~3日経つと空気が抜けてしまったり、一週間くらいでタイヤが柔らかくなってしまった。みたいな症状が起こります。


これもやはり夏の暑さでゴムが溶ける事が原因です。



つまりですよ!!!(ここからはうちの儲けに関わるのであまり言いたくはないんですが)


夏場のパンクは、パンクしてない事が多いんです!!



あああああ遂に言ってしまった。。。


全国の自転車屋さんごめんなさい。。。
この人気ブログのせいで全国の自転車屋は揃いもそろって収入3割減です。ごめんなさい。

近所の自転車屋がつぶれたらこのブログの影響力のせいだと思ってください。




んなことないな。


でもそうなんです、久しぶりに自転車乗ろうとして「あれ?空気が少ないな?ちょっと入れてみるか!」と空気を入れたとたん、空気が全部抜けた場合は⓶の症状です。固着していたゴムが久々に入れられた空気によって固着が剥がれ、ゴムがなくなってしまうケースです。
単純になんか最近タイヤの空気が抜けるのが早いなーって場合は⓷の症状。


つまりチューブに穴は空いてないのです!!!






















つまりチューブに穴は空いてないのです!!!

(大事なことは二回目にデカい声で言うの法則)





でもですよ。お客さんが自転車持って来て「パンクしたんで見て下さーい」って言われると
自転車屋としてはパンク修理の作業に移ってしまうんですよ。


タイやからチューブを取り出して水に浸けて空気漏れを探す作業です。


あれすると片輪800円かかるんです。
(実際穴が開いてるとそこから更に作業工程があって片輪1000円になります)


でもですよ、「虫ゴム交換して下さーい」って持ってくると片輪100円で済むんです。


もっというと「虫ゴム下さーい!」って言うと虫ゴムセットをオススメするんですがそのセットは虫ゴムが4つも入って130円ですよ!!!

↓↓虫ゴムセットはこんなの↓↓


もちろんパンク修理に持って来きてくれたお客さんには虫ゴムが原因ぽい時は「虫ゴムが原因っぽいですよー?パンク修理で見ますー?」と確認はしてます。


実際パンクしてる時もあるんですけどね。




とにかく!!長くなってしまいましたがこれだけは覚えて帰って下さい。

◆虫ゴムが原因
久々に自転車に乗ろうとして空気を入れたら、入れたとたん全部抜けた

◆多分虫ゴムが原因(たまにパンクもある)
夏になってタイヤの空気の抜けが早くなった

◆多分パンク
自転車で走ってて突然空気が抜けた

※虫ゴムセットは虫ゴム4つ入りで130円



以上!

あとはこのブログができるだけ日の目を浴びない事を願うばかりです。


(ブログ内の修理価格等は当店の定める修理料金です)

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