スイスの古ーい古ーい素敵な自転車【画像・動画たくさん】

ども、森自転車四万十店です。

今日はとても古い、でもとても素敵な自転車のご紹介です。

タイヤの交換をお願いしたいと持ってきて下さった自転車がこちら。

全体

フロント

リアフェンダー

なんかもう佇まいがすでに素敵です。
お客さんはスイスの方で、「古い自転車だけど、とても気に入ってるから直してほしい」との事でした。

このレトロな自転車はお客さんの話によると元々軍隊が使っていたそうで
自転車の製造年は1928年だそうです。(フレームに刻印されていました)

森自転車は1922年創業なのでほぼ同い年ですね。

ただこの自転車に合うサイズのタイヤがどこを探してもなく・・
森自転車が取引させてもらっている自転車のパーツメーカーは全滅。
そこから紹介してもらった取引させてもらっていないパーツメーカーも全滅。

もしかして!?と思って連絡したバイク屋さんもダメ、ネットで探したリアカー専門業者もダメ。

この感じだと恐らく日本中どこを探しても無かったんだろうという結論になり
最終的に太さが違う別のタイヤで修理させてもらいました。

もしこのブログを読まれた方で、そのタイヤの入手先知ってるよ!って方いましたら連絡下さい笑
BEの26×1-1/2タイヤです。

修理に時間がかかって申し訳なかったのですが、その際たまたま天神橋に取材に来てたテレビで紹介させてもらったり
このブログで紹介させてくれる事を快諾してくださったお客さんに本当に感謝です!
僕個人としてもこんな珍しい自転車の修理をさせてもらって本当にありがたかったです。

またタイヤ交換の際には、今回ほど時間はかからないので是非持って来てくださーい(^^)/

と、いう所でこの素敵なレトロ自転車の写真をたくさん張り付けて今日のブログは終了します!

なかなか見られないスイスの旧車の写真と簡単な解説(憶測を含む)をどーぞ!


リアブレーキ

リアのブレーキは見た目からするとローラーブレーキでしょうか?
中をバラしてないのでよくわかりませんでしたが、普通にハンドルについているレバーを
握ってもブレーキがかかるんですがびっくりしたのはコースターブレーキの機能も付いているという事。
ワイヤーの止め方なんかも独特です。
※コースターブレーキはペダルを逆回転に回すとブレーキがかかるブレーキの種類の事です。

リアブレーキ動画
1回目、2回目はコースター機能でブレーキをかけてます。
3回目は普通にブレーキレバーを握ってのブレーキです。




リアギア

100年近く前の自転車ですがチェーン引きがついてたりと今とほぼ同じ作りです。
ハブの中身も見てみたかったなー

チェーン

今のママチャリなんかに使われているチェーンより太くてゴツいチェーン。
チェーンカバーなんかはありません。

サドル

前後位置調整の為かシートポストがL字になってます。

サドル2

革製のサドルでスプリングも含め今のブルックスなんかとほぼ同じ。(もしかしてブルックス製?)
今回紹介するほぼすべてのパーツに言える事だと思うんですが自転車としてはこの時代でほぼ完成形になってるんですねー。


フロントハブ

ちょこっと飛び出してるのが謎パーツです笑
あそこを回すと外れて、中にグリス注入したりできるのかなーとか想像してました。

ダウンチューブ

ここも謎の穴が・・・ボトルケージ用の穴??

BB周り

BBにも謎パーツが。
ハブにも同じのがあったのでどちらもグリス(オイル)注入穴かと・・・



頑丈そうな鍵です。最初どうやって鍵をかけるのかわからなくて困りました笑
今のサークルロックの原型なんでしょうねー

鍵のかけ方動画
開かなくなるのが怖かったのでかけてはいません笑


ブレーキレバー

これは日本の旧車でもよくあるロッドブレーキレバー

フロントブレーキ

これが一番衝撃的でした笑
タイヤをただ上から押さえつけるだけのフロントブレーキ
すぐにブレーキのゴム無くなっちゃいそうですけど・・どうなんですかね??

フロントブレーキ2

ブレーキロッドを押し上げるスプリングが中に入ってました。

フロントブレーキの動き方動画


ステム周り

と言っても現行でいう「ステム」はなくステムが刺さる位置に直接ハンドルが刺さっています。

ペダル

ペダルは三ヶ島ペダルにもありそうな形状。100年前から大きな変化は無さそうです。

ライト

スイスは右側通行でしたっけ?
日本では通常車体の右側についているライトが左側についていました。
でも最後の最後までこのライトの付け方はわからず・・・
配線を見た限りではフロントライトをつけるとテールライトも同時に光る配線がされていました。



いやーいいもの見させてもらいました。
大事にしてあげて下さいねー(^^)/

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自転車は、たくさんの思い出と、命をのせて。

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